大久野島(芸予要塞)

Category: 大久野島  

広島県竹原市に属する大久野島には明治30年代に日露戦争に備えて築かれた「芸予要塞」
が残っています。使われなかった事から保存状態は非常に良く、昭和に入って撤去された砲
台以外は比較的良い状態で現存しています。「芸予要塞」とはここ大久野島や小島(愛媛県)
に築かれた要塞の事で、大正13年12月の廃止まで、忠海海峡と来島海峡防衛の役目をして
いました。

現在は「せと温泉休暇村」としてキャンプや海水浴。そしてウサギが住む楽しい場所です。
私はキャンププランを予約しました。朝8時半のフェリーに車ごと積んで島に
向かいます。「忠海→大久野島→盛」大久野島まで10分少々です。
忠海港へはナビでJR忠海駅を検索して向かいました。
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しばらくすると大久野島が見えてきます。
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島に到着するとキャンプ場駐車場までしか車では入れません。
島内は車両通行禁止です。(レンタル自転車が利用出来ます)
大久野島は大きく3つの時代の戦跡がある島です。明治・昭和
そして終戦後米軍統治時代・・・・。
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まずは芸予要塞時代の戦跡を見学していきます。1時間半程で島を見学出来ます。

最初は海水浴場に程近い「南部探照灯跡」です。自己責任で階段を登ると
上部の見晴らしの良い場所に行く事が出来ます。
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次は「桟橋跡」です。跡といっても美しい石造りの桟橋が現存しています。
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次は「南部砲台跡」着工1898年2月(明治31年)→1900年8月(明治33年)竣工
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次は「火薬庫跡」です。芸予要塞時代の建物ですが、終戦後米軍が朝鮮戦争の際
に弾薬庫として使用していた時期があるそうです。
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次は「北部方台跡」。ここはかなりの規模で、掩蔽部跡も状態良く残っています。
芸予要塞の砲台建設は1897年3月(明治30年)大久野島北部砲台から開始されました。
着工1897年3月(明治30年)→1900年6月(明治33年)竣工
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浸水している場所も多く、中へ入る事は難しい所もあります。
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(昭和)毒ガス製造時代に毒ガスタンクを置いていた台座が残っています。
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地下掩蔽部跡を横目にトンネルをくぐります。ジブリの世界の様です。
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立派な掩蔽部がしっかり残っていました。
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最後は「中部砲台跡」着工1898年10月(明治31年)→1901年3月(明治34年)竣工
です。東洋1と言われる鉄塔の直ぐ横にあります。(結構登りますので疲れます)
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▼大久野島の物ではありませんが、当時日本の要塞に設置された大砲です。
[左]28センチ榴弾砲 / [右]15センチ臼砲・(砲身は安価な青銅製)
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▼島の南側(四国の方角)を望む。
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▼ここにも立派な掩蔽部がありました。
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これで芸予要塞時代の建物は終わりです。
▼明治時代に建てられた灯台が今も改修されて現役で使われています。
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次は昭和時代の大久野島(毒ガス製造工場時代)に続きます。



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 2014_08_16

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今の日本があるのは英霊達の戦ってくれたお陰だと思っています。慰霊と感謝の念を伝える為に各地戦跡に足を運んでいます。少しでも多くの方に太平洋戦争(大東亜戦争)がどの様な戦争だったのかを知って頂き、軍民問わず全ての英霊に感謝する事をお伝えしたくて当ブログを書いています、画像・情報提供して頂いた方々に感謝申し上げます。
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