(舞鶴要塞)槙山砲台跡/金岬砲台跡


明治時代、対露戦国土防衛として。そして舞鶴軍港を守る沿岸砲台として建設された舞鶴要塞の一角、
金岬砲台跡/槙山砲台跡に行ってきました。

「槙山砲台」着工1898年(明治31年11月)→竣工1901年(明治33年10月)昭和20年終戦まで稼働。
道の駅 舞鶴港とれとれセンターの交差点を北へ。舞鶴湾沿いに車で約20分。槙山公園の看板を目印に山側へ細い
道を登って行くと槙山砲台跡にたどり着きます。車で行ける比較的楽な場所ですが、道が細い為、対向車に注意が必
要です。(今回1台だけ対向車に出会いました)
DSCN3664_convert_20160722225008.jpg
▼道中はこの様な時代を感じる小橋がいくつもあります。砲台建設当時に整備された軍道と思われます
DSCN3665_convert_20160722225031.jpg
どのくらい登ったでしょうか、距離はあまり無い様に思いますが道が細いと遠く感じます。無事頂上付近に
到着すると、NHK中継アンテナと槙山砲台跡が見えます。駐車スペースがあるのでここに駐車しました。
DSCN3683_convert_20160722235340.jpg
この砲台は28センチ榴弾砲が6門、15センチ臼砲が4門設置されていたそうだ。砲座跡は草木が多く、侵入しても良い
写真が撮れそうにもなかったので近づかず、掩蔽部を見学してまわりました。
DSCN3669_convert_20160722231307.jpg
▲▼1つ目の掩蔽部右手階段を上って奥に行くと舞鶴湾入口の素晴らしい景色が広がります。
DSCN3675_convert_20160722231531.jpg
▲パラグライダー滑空地点より撮影、パラグライダーは経験あるのでここでも飛んでみたい!
不謹慎にも「桜花」発射レールを思い出していました。ここが太平洋側だったら間違いなく設置されていたでしょう。
当日は曇っていましたので良い絵になりませんでしたが、雨の予報を覆しての曇りだったので感謝です。
DSCN3674_convert_20160722232405.jpg
▼明治時代に築かれた掩蔽部は何処も同じ様な作りですが、その場所によって地形に合わせた建設で感動します
DSCN3682_convert_20160722233234.jpg

DSCN3697_convert_20160722233722.jpg

DSCN3694_convert_20160722233030.jpg

DSCN3690_convert_20160722234025.jpg

DSCN3691_convert_20160722234142.jpg

DSCN3689_convert_20160722234328.jpg
▼▲3連掩蔽部はいいですね~。
DSCN3687_convert_20160722234646.jpg
▼3連掩蔽部が見学最終場所で、その脇道から奥へ少し行けます。ここも景色が良いです。
DSCN3684_convert_20160722234759.jpg

「槙山砲台跡」見学後、次は「金岬砲台跡」に向かいます。
▼元来た道を下っていくと、キツいヘアピンカーブがあります。ここで車を止めて歩きます。
カーブミラーが設置されていて駐車スペースがあるのはここだけなので解り易いと思います。
DSCN3703_convert_20160723205835.jpgDSCN3706_convert_20160723205908.jpg
▼大き目の木が倒れている場所から入って行きます。
DSCN3705_convert_20160723210217.jpg
途中極端に狭くなっている場所や、倒木を乗り越えたりして少々厳しい行軍ではありますがなんとかなります。
DSCN3709_convert_20160723210606.jpg
▲以前にトレッキングに来られた方がご親切にロープを設置してくれてます、有り難いです。
DSCN3710_convert_20160723210855.jpg
▲20分程歩いたでしょうか、当時の営門が姿をあらわします、暑さで疲れましたが感激です。
DSCN3715_convert_20160723211208.jpg
▲井戸か?兵舎の基礎か?色々遺構を見た先には掩蔽部が出迎えてくれます。
DSCN3717_convert_20160723211514.jpg
▲金岬砲台の砲座跡は比較的見易いです。落書きなども無く非常に状態は良い100年以上前の遺構!
DSCN3722_convert_20160723211757.jpg
▲ここは5連掩蔽部があった・・・。素晴らしい!中は全て繋がってます(当然空っぽですが)
DSCN3725_convert_20160723212251.jpg
▲5連掩蔽部の前には何やら建物跡の遺構。
DSCN3726_convert_20160723212449.jpg
▲更に登っていくと・・・、またあった!2連掩蔽部
DSCN3728_convert_20160723212737.jpg
ここまで資材を運んでくるのは軍道が整備されていたとはいえ大変だっただろう・・・。
DSCN3730_convert_20160723213022.jpg
▲▼2連掩蔽部の上には見張り場所?
DSCN3733_convert_20160723213224.jpg
▲本当に綺麗に作られている。100年以上前の遺構とは思えない程
DSCN3736_convert_20160723215851.jpg
▲枯れ葉で埋もれかけの砲座跡。「槙山砲台」と同じく着工1898年(明治31年)→竣工1901年(明治33年)
 舞鶴要塞の中でここ、金岬砲台のみが昭和9年に廃止された様です。
DSCN3741_convert_20160723221953.jpg
舞鶴湾入口の防衛として21センチ砲4門、15センチ砲4門が設置された金岬砲台。短い期間と言っても、明治33年~
昭和9年・・・1901年~1934年の33年間、明治/大正/昭和と、激動の日本史を見てきた砲台なんですね。
金岬砲台廃止2年後に日中戦争が始まり太平洋(大東亜戦争)へ・・・、航空機の時代になっていったという事ですね。
DSCN3738_convert_20160723223412.jpg
▲砲座はしっかり4門残っていました。砲が無い以外は全て当時の面影を残しています。
DSCN6243.jpg
▲画像は(芸予要塞)愛媛県今治市の「小島」で撮影した物。「坂の上の雲」のロケで使用されたレプリカ。
 芸予要塞は24センチ砲で、舞鶴要塞より強力ですが、似た様な砲が設置されていたのでしょう。
DSCN3748_convert_20160723224555.jpg
▲砲座跡の下にはしっかり掩蔽部
DSCN3749_convert_20160723224804.jpg
半地下にレイアウトされた掩蔽部は何処の要塞跡を見てもいいですね~。
DSCN3744_convert_20160723225246.jpg
▼オタマジャクシが沢山泳いでました。
DSCN3753_convert_20160723225913.jpg

DSCN3742_convert_20160723225433.jpg
もっともっと時が経てば自然に埋もれてしまうだろう・・・。年に1度ぐらいは大掃除してあげたいと思う遺構でした。

今回舞鶴訪問は前日7/16入で舞鶴地方隊サマーフェスタ2016も見学しました。その時の画像も少し紹介して終りです
DSCN3477_convert_20160723231032.jpg
▼陸上自衛隊の軽装甲機動車に体験搭乗出来た、悪路での乗り心地の良さが体験出来た。
DSCN3490_convert_20160723231213.jpg
▼舞鶴地方隊第44掃海隊のすがしま型掃海艇。見学すると甲板は木だったので驚いた。
DSCN3541_convert_20160723231344.jpg
▼このような兵器を使わずして何とか他国と上手くやっていける方法はないものか・・・。
DSCN3586_convert_20160723231525.jpg
▼海上自衛隊 第23航空隊
DSCN3601_convert_20160723231956.jpg

DSCN3608_convert_20160723232113.jpg

DSCN3606_convert_20160723232458.jpg
▼海上自衛隊舞鶴地方隊に現存する「大講堂」昭和8年10月完成(現在は海軍記念館として見学可能)
DSCN3640_convert_20160723232244.jpg
軍が国民を威圧し、支配するのはいけませんが、敗戦国と言えども最低限、国防は必要なのだろう。
しかし、軍隊は国民を守る為の軍隊であって欲しいと切に願う。24万人の自衛隊で戦争が出来るはずも無いのだから。
JAPAN 1945-1990(1)YouTube JAPAN 1945-1990(2)YouTube
JAPAN 1945-1990(3)YouTube JAPAN 1945-1990(4)YouTube




拙い駄文を最後までお目通し下さり有難うございます。
「沖縄戦跡ツアー」承ります。名護~糸満までの沖縄戦の激戦地戦跡をご案内します。
名護~糸満までの戦跡を、ガイドブックに載らない戦跡も含め、3日~4日程度で巡るSP戦跡ツアーとなっております。
「百聞は一見にしかず」 現場で実際に自分の目で見る戦跡は、沖縄戦を肌で感じる事が出来ます。
事前に当ブログ「沖縄戦」をご覧頂くと、沖縄戦の大筋が、現存する戦跡を含めてご理解頂けると思います。
お客様の希望日時・希望戦跡地などをメールでお伝え下さい。折り返しコーディネートさせて頂いたスケジュール等を
お返事差し上げます。 pochetteevnara@gmail.com までお気軽にお問い合わせ下さい。
(お電話でのお問い合わせは、〇九〇-二六一八-二一四四 まで)
にほんブログ村 歴史ブログ 太平洋戦争/大東亜戦争へ
にほんブログ村

戦史 ブログランキングへ
スポンサーサイト

 2016_07_17

Comments

Re: 貴重な 

Etsuo Tony 様
明治時代に築かれた要塞跡は国内に意外と多く残って(放置?)います。結局戦いが無かったとはいえ
当時の国防意識の高さが伺えます。トレッキングコースとして散策するには良いですよ。
EVNARA  URL   2016-07-25 11:29  

貴重な 

貴重な遺跡を有難う御座います、近くのこの様な物が、「桜花」の発射様ですか…、今はパラグライダーの・・・、もう少し近いといいですね、どうしても3時間くらいはかかりますか、有難う御座います、対向車注意忘れないようにします
Etsuo Tony Ooka  URL   2016-07-23 18:58  

 管理者にだけ表示を許可する



プロフィール

WhitePigeon

Author:WhitePigeon
今の日本があるのは英霊達の戦ってくれたお陰だと思っています。慰霊と感謝の念を伝える為に各地戦跡に足を運んでいます。少しでも多くの方に太平洋戦争(大東亜戦争)がどの様な戦争だったのかを知って頂き、軍民問わず全ての英霊に感謝する事をお伝えしたくて当ブログを書いています、画像・情報提供して頂いた方々に感謝申し上げます。
[沖縄戦を深く知るツアー]をご希望の方はメールにてお願いします。
pochetteevnara@gmail.com

ブロとも申請フォーム

Access counter

沖縄戦跡巡り

QRコード

QR




pagetop